発見する力

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作品や企画など、新らしく物事を生み出すためには、「様々なことに気づくこと」「面白いことをみつける」のような「発見する力」が必要とされます。今回は、発見するにはどのようにするのが良いかについて、お話させていただきます。

「発見する力」を高めるために必要なこと

この「発見する力」を高めるためには、何が必要かについて、以下のように挙げさせていただきます。

◎ 見方を変える

マラソンをしていて、折り返し地点(中間点)へ差し掛かったときに、

「よし、もうあと半分でゴールだ」

「えー、まだ半分までしか来てないのかよ」

のどちらのように捉えますか?

両者ともに折り返し地点にいることは同じですが、感じている印象が真逆です。同じ事態に陥っても、考え方次第でマインドは、前向きにも後ろ向きにもなります。自分で唱えた言葉は自分自身に深く響くものです。ものの見方を変えることで前進的に意識を進めることができます。その意識によって、視野が広がるのです。

◎ いろいろな人に聞く

自分で全てを考えて、ものごとを生み出すことができれば理想的ですが、煮詰まってしまうこともあります。盲点や思い込みがある場合、自分ではなかなか気づくことができません。これまでの経験や考え方に偏ってしまうものです。このようなときは、人に相談するのが効果的です。人の意見を聞くことで、自分にはない知恵を得ることができたり、客観的な意見を聞くことができます。いろいろな人の話を聞いて、良いと思うことを取り入れることは、新たな発見への手助けになります。

◎ ポジティブマインドを持つ

ある研究で、ネガティブ思考の人はレストランで近くの席に友人が座っても気づかない。対して、ポジティブな人は、近くの席に友人が座れば気がつくという結果が出たとのこと。ネガティブな人は、日頃から良いことがあると思わないから、視界と意識が下に行っているためであり、ポジティブな人はその逆で、視界と意識が上に向いているため、周りで起きている物事に気づきやすい傾向にあるのです。

◎ 心に余裕をもつ

心に余裕をもつことはとても大切です。余裕がないと自分のことで精いっぱいになってしまい、外に意識が向かないからです。このゆとりによって、新たなものを見つけやすくなるのです。

では、心に余裕を持つためにはどうしたらよいのでしょうか。それは、自分ができる範囲で行動するということです。対人関係、仕事、やるべきこと、スケジュールなど、自分ができる範囲を把握して、その中でするのです。できれば余分の空きを設けましょう。余白があれば、新しいことを受け入れやすくなります。

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