みなさんは、友人ができる場所、場面、きっかけは、どのようなものですか?学校のクラスが一緒だったとか、趣味のオフ会での出会いがきっかけだったのように、長く継続する団体や組織、気の合うコミュニティなどが王道だと思います。もちろん、このような経緯で友人ができることは、良いと思いますが、友人は王道の道筋ではなくてもできるのです。今回は、どんな些細な出会いでも友人はできるということをテーマにお話させていただきます。
友人になるきっかけ
些細な出会いの話の前に、まずは、友人になる良くあるシチュエーションを振り返ります。
・学校のクラス、部活、委員会
・バイト
・職場の同期、同じプロジェクト
・習い事
・趣味の集まり
・SNS
このような経緯が定石だと思います。
王道の出会い以外は難しいと決めつけてしまう
私の学生時代からのある友人は、友達ができるのは、上で挙げた王道の経緯しかないと考えています。私が、立ち飲み屋の隣にいた人と友達になったことを話すととても驚いていました。おそらく、定石の出会い以外に友達をつくることは難しいと考えている人は、少なくないのかなと思いました。
意外なきっかけから友達になることができる
先ほど軽く触れましたが、私は、立ち飲み屋で一人で飲んでいた時に、隣の人から話しかけられて、意気投合し、その相手がとても素晴らしい人だったので、こちらから働きかけて友達になったことがあります。他にもいくつかありますが。。。旅先で出会った人、就職活動の会社で出会った他の大学の人(二人ともその会社には就職していない)、取引先の人、自分のお店に来てくれた人のように、王道とは異なる出会いから友達への発展を様々経験しています。
間違い電話をかけてきた人と友達になった笑福亭鶴瓶さん
笑福亭鶴瓶さんは、ある日、間違って電話をかけてきた人に対して、すぐに電話を切るのではなく、世間話をして、話込んでいって、友達になり、その人の結婚式にまで出席したとのことです。鶴瓶さんの人柄によるものだと思います。凄いです。さすがに私もここまでの次元には至りません。
決めつけてはもったいない
友達ができるのは、定石があると考えを固定してしまっては、もったいないです。素晴らしい人、本当に気が合う人は、学校だけ、趣味だけではないからです。大事なことは、場所とか機会とか環境とか枠組みなどではなくて、一人の人間対一人の人間ということです。
どうしたらよいか
シチュエーションは、特に気にせず、相手が良い人だなと思えば、自分から声をかけるということです。そして、自分自身は真っ当でいることです。真っ当とは、当たり前のことですが、約束守る、人の悪口言わない、愚痴ばかりにならない、お礼を言う、貰ってばかりではなく返すということ。
気持ちを交わすのは個人対個人です。定石の出会いの形を決めつけないで、些細な出会いを大切にしてみましょう。
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