ミニマリストという言葉をご存知でしょうか?
持ち物をできるだけ減らし、必要最小限の物だけで暮らす人。自分にとって本当に必要な物だけを持つことでかえって豊かに生きられるという考え方で、大量生産・大量消費の現代社会において、新しく生まれたライフスタイルである。(Wikipediaより)
近年、本や雑誌などでも多く取り上げられていますので、知っているという人も多いと思います。綺麗で素敵な空間だなとは思っても、自分に置き換えると無理と思い、他人事としてしまう。。これはもったいないと思います。ミニマリストの良さは確かにありますので、自分に合う形で取り入れる、ミニマリスト50%のススメというお話をさせていただきます。
ミニマリストの概要
私がミニマリストを知ったのは、2~3年前に書店で置いていた本を見かけたことがきっかけです。部屋には、シンプルなテーブルとノートパソコンだけ、ドラム乾燥洗濯機がスミにあり、ベットは無く、開放的なフローリング。。とても美しい空間に心惹かれましたが、このように物が少なすぎて生活ができるのか?と不思議に思いました。
ただ、物については、少ない服を着回したり、一つの物を様々な用途に使うほか、誰かとシェアすることで、やりくりできる。厳選した上でないと物は買いません。
たくさんの物に囲まれていても満たされないことに気づき、多くの物に埋もれて必要な物が見えなくなってフラストレーションを感じる人たちが増えており、自分にとって本当に大事な物を見極めて必要な物だけを取り込むことで楽に生きることができるという考えです。
半分だけ取り入れよう
私は、ミニマリストは素晴らしいと思ったのですが、思想的な感覚が崇高過ぎて100%共感できませんでした。ただ、その効果は確かだと思いました。やりくりで物を少なくすることはできる。物が少なくなることは、掃除がしやすくなるし、部屋が綺麗になる。きっと心もスッキリする。ただ、ミニマリストの程度にまで研ぎ澄まされた水準にまではしなくても良いのではないかと考え、ミニマリストの50%だけを取り入れることに決めたのです。
ベッドは廃棄し、マットレスにして毎朝畳みます。衣装ケースを積み上げるのではなく、衣類はある程度少なくして、押し入れと壁掛けで収まるボリュームに。フックをたくさん購入し、あらゆる物を吊り下げて、床に物を極力少なくする。実施したのは、このくらいです。確かに、綺麗になりましたし、綺麗の維持もしやすくなりました。だいぶ満足しています。ただ、ミニマリストの人から見れば、ツッコミどころ満載です。例えば、食器や台所用具は多いし、テレビもあるし、服もこんなに要らないよね。。のような感じです。確かに、まだ検討の余地はあります。服の整理は今後行う予定です。
合わない箇所は捨て、良いと思うところを取り入れる
良いと思うことだが少し尖った意見と感じたとしても、行き過ぎているから全く受け入れないというのではなく、その良い部分を自分に合うように取り入れるという考えは良いと思います。ミニマリストに限らず、一度、このように考えてみることをお勧めします。
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