メンバーに誘われたら参加してみよう

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友人から何か一緒にやろうと誘われたときは、やってみると良いと思います。特に、若いときは。私は誘いを断って後悔している経験があります。「特に若いときは友達から誘いがあったらとりあえずやってみよう」ということが今回の趣旨です。以下は、私の後悔の経験談をお話します。

バンドの誘いを断った後悔

私が高校1年のときに、よく遊んでいた友人から、ロックバンドを組みたいからドラムをやって欲しいと誘われました。当時は、バンドブーム真っただ中。BOOWY、ユニコーン、X(現在のX JAPAN)、今となっては伝説のバンドという位置づけになっているバンドが若者を席捲していました。私は、ロックバンドなんて粋がっていて嫌いで、既に流行りが廃れたフォークソングが好きという、周りからは受けの悪い趣味趣向でした。。(笑) そのためアコースティックギターには興味がありました。友人から誘いがあること自体は嬉しかったのですが、「粋がっているバンドは嫌、あと何でドラムなんだよ」という理由から、断って、結局その友人はバンドを組む動きは特にせず、私とダラダラ遊んで過ごしたと記憶しています。

大人になってもバンドで楽しんでいる様子を見て

好きではないことを断るのは当然と思って、その後何年も特に考えは変わらなかったのですが、35歳を過ぎたころに、当時の職場で一緒になった先輩から、バンドのライブを観に来るように誘いがありました。高校時代からバンドを組んで、趣味の範囲で継続していた先輩は、最近また活動を再開しているとのこと。ライブは、40歳手前のメンバーが楽しそうに演奏していて良かったですし、打ち上げにも参加させて頂いて話を聞いたところ、ライブのために2か月くらい集まって練習し、都度飲みに行っていたとのこと。バンドという名目のもとに、集まる理由があることを羨ましいと思いました。ふと、高校時代にバンドの誘いを断ったことを思い出し、断らないでとりあえずやってみれば良かったのかもしれないと思うようになったのです。

野球チームで集まる

別の話で、ラジオを聴いていたところ、そのパーソナリティは芸人さんなのですが、芸人とその関係者を集めた野球チームを組んでいて、毎週試合をしているのです。たびたびその面白いエピソードが話題にあがるのですが、とても楽しそうで、もちろん打ち上げもありますし、毎週、野球をきっかけにして集まっている。。先ほどのバンドと同じ構造です。

私には、このような繋がりは無いですので、年齢を経ても、何か共通のツールを名目にして集まって楽しんでいる人をとても羨ましいと思います。私は、その繋がりになり得たチャンスを自ら放棄してしまった。バンドを断ったことをとても後悔しています。「若いうちは何でも挑戦したらいい」という言葉は誰でも聞いたことがあると思うのですが、私はこの言葉が身に染みます。ぜひ、若いときは友達から誘いがあったらとりあえずやってみてください。

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