人の痛みを聞く

life

今回は、プロフィールの番外編的なものとして、私の特性について、一部お話させていただきます。

私は、人に誇ることができるような、実績や特技はありません。そんな中、自分が誇りを持てると思うことができるのは、「人の痛みを分かろうとする」ことです。だいぶ以前になりますが、会社員時代に、長年にわたり、人間関係で辛い思いをしました。特定の人という訳ではなく、似たような本質を持った人たちから、嫌な思いをさせられ、そのような人種は一定の確率で存在するため、人員が入れ替わったとしても、いつも何年経っても苦しかったです。そのため、人と接する際に、「このひとは、例の本質を持った人では無いだろうか」と無意識に判断しています。とても、敏感です。

経験から推察できるのは、「人間関係で辛い思いをしている人は、人に嫌な思いをさせない」ということ。物事に絶対は無いので言い換えると、「人間関係で辛い思いをしている人は、人に嫌な思いをさせる人は少ない」と思っています。この判断が正しいかどうかは分かりませんが、私は、このような人の悩みを聞くことは、嫌ではありません。むしろ、聞いてあげたいと思います。

しかし、実際に私に相談をしてくる人はいません。私が自分の良い特性であると思っている点が、周りからは認識されていないということです。周りの対応が自分自身の性質を映し出しているという捉え方がありますから、私が「人間関係で悩んでいる人の話を聞いてあげたい」という人間に見えないということかもしれません。とても寂しいことではありますが、精進しないといけないと思っています。

ただ、今回の文章を書いていて思い出したのですが、相談を受けたこと、2~3年前にありました。昔の会社の女の先輩から、旦那が浮気しているという相談。。発覚から1年くらい経過していて、当初は死ぬほどツラかったが、今は仮面夫婦を淡々と演じている。子供のためにも離婚は難しいとのこと。私は、先輩が辛そうだったため、4時間くらいの間、話を聞いていました。解決に至るようなアドバイスは出せませんでしたが、聞いてあげることが一番であると思います。

私の超個人的なお話を最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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