遅刻はやめましょう。年に1回くらい、稀にそうなってしまうことは仕方ないのですが、ここでは、遅刻が染みついている人、結構な割合で遅刻してくる人のことを対象としてお話を進めたいと思います。
だいぶ前に雑誌で見た統計なのですが、友人との待ち合わせで、相手が遅れて来た時に、怒りを感じる人は、6割強とのことでした。待たされた多くの人は、怒っているということです。
この後のスケジュールに影響が出る、待たされている状態が気分悪い、待たせるということは当方を軽んじているのか。。など、様々思うことがあるのです。
ただ、一般的に、遅刻の人に対して、怒りを表したり、指摘をすることは、あまり多くは無いのかと想像します。私は、一度も指摘したことが無いです。
そのためか、遅れてくる常習者は、待たされた側が怒っていないと思っているのかもしれません。しかし、冒頭で述べたように、待たされた側の多くは怒っているのです。このことを理解する必要があります。
遅刻した人は更にムカつかせないようにすべし
以前、経験した話なのですが、何年か一緒に遊んでいた友人が、8割くらいの確率で遅刻してくるのですが、私が花見を企画したその当日も遅れてきました。その後、会場へ案内して、設置していたシートの位置に関して、その遅刻人が「その場所よりこっちのほうがいいのでは?」と、指摘してきたのです。事前に友人3人と様々な条件を考えて設置していたので、その友人からの説明もあり、シートの位置はもとのままで収まったのですが、私は怒り心頭でした。「遅刻してきた人間が、自分の立場をわきまえずにモノを言うな」と怒鳴りつけかったですが、飲みこみました。
遅刻をした → 皆に迷惑をかけた → 悪いことをしたのだから私の立ち位置は皆より下に置かねばならない → その立ち位置に適した言動行動をする(今回で言えば指摘などせずおとなしくしている)という判断と行動であれば、私もなんとか許すのです。
その後、気分の悪いやりとりがたびたび生じたこともあり、この遅刻人とは距離を置くようにしました。企画しても呼ばない。そして、その後、その遅刻人は周りの友人達とも大きな問題を起こしたため、仲間全体から外されて、いっさい会うことは無くなりました。
遅れた場合、信用的ビハインドを背負っていることを認識しないとダメです。待たされた側は文句言いたい中を堪えて言わないようにしているのですから。待たせたマイナスに追加して、マイナスな何らかを更に上塗りしないことです。
めんどくさいと思われましたか? でしたら、話は簡単。そもそも遅刻するのはやめましょう。それだけで全てが解決するということです。
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