先日、YouTube動画のおススメに表示されたので、見てみたところ、とても素晴らしい内容でしたので、皆さまにも共有したいと考え、まとめたいと思います。
心理カウンセラーラッキーさんの「人生が好転するカインドフルネス」という動画です。
カインドフルネスとは
カインドフルネスとは親切をたくさん実践するということです。
ほんの些細なことで構いません。
笑顔で挨拶する。電車で席を譲る。宅配便の方にありがとうと伝える。飲食店でごちそうさまと言う。人を褒める。妻にありがとうと言う。
つまり、相手が喜ぶこと、相手が笑顔になることをたくさん実践するのです。
カインドフルネスの効果
人に親切にすると、胸がほっこり暖かくなる。微笑ましい気持ちになります。
このとき、体内で何が起こっているのかと言うと、
・胸があたたまる → 愛と絆のホルモン、オキシトシンが分泌される。
・すがすがしい気持ちになる → 幸せと安心のホルモン、セロトニンが分泌される。
・うれしさを感じる → 快感と沈痛のホルモン、エンドルフィンが分泌される。
・イキイキと元気になる → やる気と喜びのホルモン、ドーパミンが分泌される。
上に挙げた成分のなかで、この動画ではオキシトシンによる効果を掘り下げて解説しています。
・抗炎症作用(大病にかかる確率を抑える)
・抗酸化作用(酸化することで老けるが、酸化を抑制できる)
・筋肉の再生(若々しい体力を維持できる)
・社会不安の改善(オキシトシン濃度が高いと相手を信頼できる。不安や恐怖を感じる扁桃体の活動を抑える。)
・うつの改善(脳のなかにセロトニン神経というものがあり、これはセロトニンの蛇口の作用がある。セロトニン神経が弱ってしまうとセロトニン分泌量が減り、このことがうつに繋がる。オキシトシンの分泌によって、セロトニン神経が活性化され、大量に放出される。この一連によって、うつが改善する。)
・不眠の改善(セロトニンは夜になるとメラトニンに変化するのだが、メラトニンは睡眠のホルモン。セロトニンがたくさん生成されることで結果、ぐっすり眠ることができる。)
オキシトシンだけでもこれだけの効果があります。
カインドフルネス全体としての効果に戻りまして、以下の効果があります。
・ストレスの毒消しになる。
親切の数が多い日は、たとえ、ストレスが多い一日であったとしても、夜までイキイキとした気分になる。逆に、新設が少ない日は、ストレスが少なかったとしても、夜になるとどんよりした気持ちになる。つまり、カインドフルネスを実践すれば、ストレスはたまりにくくなる。
・長寿
人間の細胞のなかには、テロメアという成分があり、このテロメアが少なくなると細胞分裂しなくなり、死んでしまう。テロメアが減少するスピードを早めてしまうのが、ストレス。既にお伝えしたように、カインドフルネスはストレスを抑制する効果があるため、テロメアの減少を遅くできる。つまり、長寿に繋がるということです。
親切のコツ
・親切にした数を数える。
(幸福感が上がり、自信が持てるようになる。親切が記憶に残ることでセルフイメージが良くなり、自分自身を信用できる。)
ラッキーさんは、親切をするたびに、ポイントゲットと心の中で叫び、ポイントがたくさんたまったら、自分自身にご褒美をするとのことです。私も真似しています。親切をするたびに、カウンターをポチっと押します。貯まったら、週末の晩酌のときに少し良いお酒を飲むというご褒美をするのです。カウンターは親指くらいの小さいものをアマゾンで購入し、いつもポケットに忍ばせています。(携帯だと、起動して、ロック解除して、メモ帳開けて、という作業が意外と工数が多いので、1アクションで済むアナログカウンターにしています。)
・「想像」だけでも良い。
親切を実際にしなくても、心に思いやりを持つだけで、同等の効果が得られるとのこと。
親切の行為そのものよりも、親切の思いをもつことが重要とのこと。「家族が幸せでありますように」「友人が・・」「今目の前で歩いているあの人が・・」と幸せを念じる。想うようにします。
注意点
見返りを求めない。(親切にしたのにお礼を言わないと怒れば、逆効果になってしまう)
私は趣味でやっていますから、楽しみですから。という心持でいると自分の為になり、長く続けることができます。
今回は、心理カウンセラーラッキーさんの動画の内容をお伝えさせていただきました。ラッキーさんの動画は本件で初めて知ったのですが、解説が詳しくて分かりやすく、実践の方法まで教えてくれて、そして何よりも、愛を感じます。他の動画も20個くらい見ましたが、いずれもとても為になりますので、一度、見てみて下さい。そして、今回のカインドフルネスもトライすることをおすすめします。
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