旅をしていますか?旅はいいですよ。旅は人生に彩りを与え、自身を見つめ直す良い機会になります。これまで、何回も旅をしてきまして、旅は私のアイデンティティであると思っています。旅の話なら24時間話すことができるほどです。今回は、旅の定義と、おススメする理由をお伝えします。
旅とは
旅の定義について、私が経験した上で考えることは
①その土地や風景、文化を感じる
訪れた場所の風景、文化的な建物など、観て感じることに、注力しましょう。
20年前、ローマを一人旅した際に、隣接するバチカン市国の大聖堂で、何時間もその場にいたことを覚えています。神々しい荘厳な空気に圧倒され、その場所を離れたくないと思いました。
初めて訪れた場所は、感銘を受ける、さほど心を動かされないなど、様々な感想があると思いますが、もう二度と来ないかもしれないのですから、日常と違うその瞬間を大切にしましょう。
②その土地の文化を尊重する
自身の日常や趣味趣向よりもその土地の文化に積極的に触れましょう。
名産があれば、手にしましょう。昔、学生のころ、サロマ湖のある佐呂間町へ行った際に、かぼちゃが名産らしく「かぼちゃんパイ」なるものを勧められて、さほどかぼちゃは好きではなかったのですが、半ば仕方なく購入して食べました。味は甘すぎずに食べやすくて美味しかったです。このとき、知らない土地の名産を勧められたものを受け入れるということは、素敵なことであると感じました。それ以降は、体が拒否反応するレベルでなければ、受け入れて、少々舌に合わなかったとしても、それで良い。それが旅なのです。
③出会った人に身を任せる
お店の人や道を尋ねたり、旅先で出会う人とは、恥ずかしがらずに積極的に会話しましょう。そのうち、進展した話になることがあります。近くにお勧めの店がある、景色のいい場所があるなど、教えてもらったときは、予定に無い工程であっても、ぜひ行ってみましょう。自分で予め立てた予定よりもお勧め頂いた方が優先です。旅は出会った人との交流が一番です。私は、お勧めの場所に行って、その帰りに、教えてくれた人のもとに戻って、行って良かったと報告するようにしています。更に交流が深まります。
④偶然や運命を楽しむ
予定になかった勧められた場所に行ってみるのような巡り合わせを楽しむことは既にお話ししました。この他に、これから何しようか、もしくは、どれにしようかと、迷うときはどうするかについて、ご提案したいのが。。アミダやサイコロなどを使って運に任せることです。私は、石垣島から更なる離島へ行く際に、複数ある島を選ぶにあたって、アミダくじで選びました。このことは、話すと長くなるので、機会があれば、改めてブログ記事にします。現地に着いてからアミダで大事な行き先を決める。。とても面白いですよ。
旅行との違いは
旅と旅行は近いものではありますが、本質は大きく異なると私は考えます。
旅は、既に述べた通り、その土地を感じて、出会う人や運命に身をゆだねることに重きを置きます。
ここで旅行についてお話しすると、旅行は、自分で計画を立てて、仲の良い仲間と普段と違う場所に行って、仲間と楽しみたいという感じです。
旅は、自分=2、現地や出会う人や運命=8
旅行は、自分たち=8~9、現地など=1~2
旅行は私も大好きです。仲間たちと、グアムや韓国、大阪、名古屋、千葉、北海道。。数えきれないほど旅行はしました。飲むのが大好きですから旅先での夜に大人数でワイワイやるのはとても楽しみです。一番の意義は、仲間の絆が深まるということです。旅先での話は、何年にも渡って想い出話となり、仲間の財産になります。
ただ、旅行の時の心情や意識は、仲間の中に対して内向きです。仲間の趣味趣向や機嫌、普段のノリなどが優先されます。せっかく素晴らしい景色に行きついたのに、その場所を感じる間合いが持てない。。冒頭に記したバチカン市国に何時間もいることはできない。仲間から「なにあいつ、あそこでずっと突っ立てるんだ?」みたいな感じです。
どちらが良い悪いではありません。互いの良さがあって、異なるものとして捉えれば良いと思います。
以上、旅の定義をお話しました。タイトルが旅のススメとしていますが、今回、定義だけで、だいぶ量を費やしてしまいましたので、別の機会に、旅のススメパート2として、更なる旅のお話をさせて頂きます。上に述べた定義は、私の解釈であって、何かに記載されたものではありません。押し付けるつもりもございません。ただ、実際に旅をした人は、理解して頂けると思います。
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