仕事しながら休憩する

job

今回のタイトルを見て、どういうこと?と疑問に思った方もいらっしゃるかもしれません。しかし、効率的に仕事をするヒントになりますので、どうぞ最後までお呼びください。

気が乗らない、集中できないときは、思い切って休憩をしましょう。缶コーヒーを買いに廊下を歩いたり、ストレッチをしたり、 仮眠をとるなど。。

ただし、 会社勤務で周りに人がいるときに、 何度もすることができない、上司の目が気になってできないなど、自分の望むタイミングで休憩をとることが難しいケースもあります。では、そのような状況下において、 効率よく集中するためには、 どうしたらよいのでしょうか? 

仕事しながら休憩する方法

 その方法は、集中が必要な仕事をして、疲れそうになったら、易しい仕事に切り替える。そしてまた、集中して仕事をすることを繰り返していくということです。集中仕事→易しい仕事→集中仕事→易しい仕事のようにサイクルさせます。その時間内は、時間のことを気にせず没頭できるように、有効なツールはストップウォッチです。 とはいっても音を鳴らすのは周りに迷惑になりますので、携帯のバイブレーション機能を使うと良いでしょう。

ここでいう、集中が必要な仕事は、皆さまにとって様々であると思いますが、論理的に考えをまとめる、重要な文章や図解を作成するなどの頭を使うものです。易しい仕事とは、簡単なメール返信、書類や机の整理、日報の下書きのような思考を使わなくてもできる作業です。

デスクワークにおける疲れは、体力的なものではなく、主は脳の疲れです。難易度の低い仕事の時は脳を休めることができます。体を動かしたり、仮眠を取るよりは、効果は薄まりますが、ただ漫然と目の前の仕事をしているだけでは、品質や速度が上がらないですし、疲れてしまいます。今自分は難しい仕事をしているのか、難易度の低い仕事をしているのかを、把握して取り組むことはとても大切なのです。

芸人さんの話から思いついた

私がこの方法に気づかされたのは、勉強のできる芸人さんが、学生の勉強の仕方について説明していて、難しい集中する必要のある英文読解や数学をして、疲れたら、大好きな歴史の勉強をするということでした 。歴史はその芸人さんにとっては楽しくできるため、勉強ではあるものの休憩の感覚でできるとのことでした。そして、その後、また難しい科目に戻るこのやり方だと勉強しながら休憩できると言ってました。私は、大学受験時代にこのことを会得していればと、後悔しました。しかし、この方法は、仕事にも当てはめられると気づいたのです。

疲れる前に休憩を取る

今回の方法について、更におススメしたいのは、疲れる前に休憩を取る。集中する時間と易しい仕事をする時間を 予め設定するということです。自分が集中できる時間は何分、休憩したい 時間は何分かということを考えてみましょう。ただ、休憩時間はあまり多くないほうが良いです。例えば、集中時間を50分、休憩を10分です。短いサイクルにしたいという方は、集中時間を30分、休憩を5分でしょうか。やりながら自分に合ったインターバルの調整をすると良いと思います。 

もちろん、休憩は、体を動かしたり、目と脳を休ませるほうが、効果は高いです。 その方法が可能な状況であれば、しっかりと休憩しましょう。今流行りのリモートワークではやりやすいですね。しかし、周りに人がいる状況で仕事をしている人はまだまだ多いです。そのような環境でも、 レベルは下がりますが、休憩する(脳を休める)ことは できるのです。

休憩時間を確保することが難しい状況下においては、集中する時間の後に、易しい仕事をして、 集中して仕事するサイクルで進める。さらに、各時間は、予め時間設定をするということです 。この方法により、少しでも多くの方のためになればと思います。

コメント