すぐやる(業務編)

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めんどうな案件を抱え、重い気持ちのまま手を付けず、納期直前になって慌てて突貫工事してしまう。このような経験をされているかたは、実は多いのではないのでしょうか?

基本スタンスがそのままであれば、その案件だけに留まらず、これまでずっと、そして、これからもずっと同じ状態が続いてしまうとしたら。。。

今回を機に、ぜひ改善にトライしてみましょう!

ちょっとした取り組みや考え方で変わることが可能です。

方法1 作業を分割して まずはひとつ目だけ実行する

めんどうな案件、大きい案件について、日数に余裕がある場合は、まずは、仕事内容を精査して分割しましょう。

企画立案、調査、集計、考察、文書作成。。。更に詳細に分けることをお勧めします。そして、とりあえずその日に、第一工程だけを実施する。とにかく着手するのです。

やりやすいように、第一工程は、時間を要さない程度にするといいかもしれません。

すぐに動き始めると、その後の考える期間が増えるため、よりよい案や手法が思いつきます。

日をまたぐことによって、新たな案が思いついたり、良い調整策に気づくことは、よくあることです。

私も、文章を作成する際は、まず考えつくままに文章を書いて、時間をおいて(時には翌朝)、見直します。

そうすることで、至らない点を見つけたり、良い表現や、新しい案が浮かぶことが多くなります。すぐやることは時間的な先行だけではなく、作業品質の向上にも繋がるのです。

方法2 小さな達成をねぎらう

すぐやることを習慣づけるコツとして、工程をひとつ達成した時点で、自分を褒めましょう。「よくやった!えらい!」と。

私はよくやっています。周りに誰もいない時は、声に出して言っています。。笑

このことで、「自分との約束を守った」と意識に刻まれます。

この体験は、無意識レベルに自分を信じるようになります。このサイクルを繰り返していくことで、習慣化します。

方法3 時短手段を活用する

作業する時間を短縮する工夫もしましょう。要する時間が少ないほど、負担が軽減され、すぐやることへのハードルが下がります。

例えば、「辞書登録」を活用して、「簡略することのない丁寧な文章」を予め登録しておいた短縮キー操作で文章を呼び出すのは、難しくないにもかかわらず、高い効果を得られます。

すぐやるを定着させることの効果

すぐやることで小さな成果を実感し、その都度、スッキリしますし、更に積み重ねていくことで、自分に自信がついていきます。

早めに着手して余裕をもって進行して納期を守る、メールは短時間で返信する。まずはこの2点だけでも、実践してみましょう。周りからは、「仕事が早い」と思われるのではないでしょうか。これだけでも、立派なあなたの肩書になります。

まとめ

「すぐやる」ということは、高い能力がある無しに関係なく、誰でもできることです。しかし、誰もができているわけではありません。上に記した方法を1つでも試してみてください。きっと、できると思います!

最後におまけ すぐやる課

市民のお困りごとにすぐ応対することを第一に掲げた部署の「すぐやる課」が、千葉県松戸市で昭和44年に発足しました。かなり昔からあったことにも驚きましたが、この課の生みの親は、ドラッグストア「マツモトキヨシ」創業者として知られる当時の松本清市長とのことです。マツキヨが日本でトップクラスのドラッグストアであるのは、この「すぐやる」精神からなのかもしれません。

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