緊張しない方法

job

人前で話したり、プレゼンするとき、緊張してしまうという悩みを持つ人はとても多いと思います。緊張をゼロにすることは、難しいのですが、ある程度和らげる方法はあります。人前に出る前の対策はもちろん、緊張しない体づくりにまでお話させていただきます。

緊張しない体をつくる

精神科医の樺沢紫苑先生が、YouTube動画で緊張しない方法について説明されていました。以下がその内容です。

ノルアドレナリンという成分が出過ぎていると緊張するセロトニンを生成することによって、ノルアドレナリンを抑えることができる。セロトニンが弱っている人は、ノルアドレナリンの暴走を止められない。セロトニンを体の中につくるための方法として以下があげられる。朝、15分くらい散歩する。もしくは、日差しの良いときに15分くらい散歩する緊張しにくい体にコンディショニングすることが大事である。

(精神科医 樺沢紫苑先生の動画を要約)

私は、緊張しないために、どうすべきかについて、人前に出る直前に対策をする思い込みがありました。舞台に上がる時に、手のひらに人という字を書くような感じです。樺沢先生の日頃の身体づくりが大切というお話は大変興味深いものです。普段から夜更かしせずに早起きして、日差しの中で軽い運動をすることが緊張しない身体を作るということです。是非実践してみましょう。

人前に出る直前の対策

緊張しない体づくりをした上で、さらに、行動の直前にするとよいことについて、ご紹介します。

◎ 深呼吸する

10~20秒ゆっくり深呼吸する。数回繰り返す。

◎ イメージトレーニングをする

・頭の中でイメージを繰り返すことによって、ブレや度忘れの可能性を低くすることがでる。

・道筋を正しく把握しているため、進行しやすくなる。

・イメージは叩き込んだから大丈夫という安心感に繋がる。

この安心感によって緊張は和らいでいくのです。深呼吸とイメージトレーニングを、先述した体づくりと合わせて取り組むことで、緊張軽減への効果がさらに高まります。

緊張は決して悪いものではない

以前、ある芸人さん(誰かは忘れました。。)がラジオで「緊張しないで良いものは生み出せない。緊張するということは自身がそのやるべきことに真面目に向き合おうとしている証拠。緊張しても、緊張が悪いことだと思わないようにしてよい。」とお話されていました。とても感心させられましたし、そのように捉えれば、緊張している自分を肯定できて安心できると思います。

別の話で、緊張は意外と周りにはバレていないということです。本人は緊張していて声が震えていると思っていても、周りは分からないというケースが大半です。テレビ番組である役者さんが「実はとても緊張していた」と話していたのですが、私には緊張しているようには見えなかったということがありました。緊張は意外とバレていない。このことを都合よく利用して、自らを安心させてしまいましょう。

コメント