パソコンやスマートフォンが普及している現在、多くの人がパスワードを使っています。そのパスワード、みなさんはどのようにして作っていますか?セキュリティの観点から言えば、作り方を軽視することはできません。今回は、パスワードを作る考え方について、お話させていただきます。
同じパスワードを使いまわさない
「パスワードなんて適当に決めたものがあるからそのパスワードをずっと使っている」という人、少なくないと思います。でも、あるサイトでパスワードの流出したら。。他のサイトにまで被害を受けてしまうことになりかねません。年間に何件も、情報漏洩のニュースが報じられていることを考えると、パスワードは複数、できれば多く使い分けることが必要なのです。
他人に連想されやすいワードは避ける
自分の誕生日や1234に設定している人は、少なくないのではないでしょうか。連想されやすい定番のものは避けましょう。また、飼ってるペットの名前も連想されやすいとのことです。会話やSNSなどでペットの名前って出してしまう人多いためだと思います。
二つを組み合わせる
おススメは、二つの言葉を組み合わせるということです。好きな動物、好きな映画、スポーツ、アニメなどを合体させてパスワードにしてしまうのです。組み合わせることによって、他の人から特定されにくくなります。
数字も合わせる
ローマ字と数字を組み合わせることも有効です。
例えば、自分にとって大きな出来事の日(大学受験に受かった日、新車を買った日、家を買った日、ペットが家に来た日、)のように、他の人が連想しにくいものにします。
英文を考える
英語の文章などを決めて、その頭文字をパスワードにする方法があります。
まずは、好きな外国ミュージシャンの曲名や歌詞の一文でも良いですし、名言でも良いと思います。そして、単語の先頭の文字をパスワードにするのです。
マイケル・ジョーダンの名言で「誰もが才能を持っているが、能力を発揮するには努力が必要だ。」がありますが、英文は
Everybody has talent, but ability takes hard work.
です。
次に各単語の先頭文字を取り出します。
Everybody → e
has → h
talent → t
but → b
ability → a
takes → t
hard → h
work → w
最後に先頭文字を連ねればパスワードの完成です。
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パスワードを生成するツール
パスワードを自動作成してくれるツールがありますので、使ってみるのも良いでしょう。無料で利用できるものも多いので、調べてみましょう。以下は、比較的使いやすかったものですので、ご紹介させていただきます。
以上、パスワードの作り方をお伝えしました。これまで適当に作ったものを一つだけ使用しているというかたは、今回の方法を参考に、複数運用してみてください。パスワード流出して被害を受けてからでは手遅れになってしまいますので、日頃から対策を怠らないようにしましょう。
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