嫌な人。。人に対して攻撃的、嫌みなことを言ってくる、欠点ばかりをさがすなど、他人を不快にさせる人がいます。嫌な人のことで、悩んでいる人はとても多いのではないでしょうか。その対処方法について、お話させていただきます。
距離をおく
接していて不快、話したくないと思う人とは付き合いをやめましょう。自分にとってマイナスな交友関係は、悪い気持ちを植え付けられてしまいます。その心の負荷と時間は、みなさんにとって無駄以外の何物でもありません。
ただ、言い争ったり、悪いところを指摘したくなる気持ちはわかりますが、やめておきましょう。相手を変えることはできないのです。
対処方法としては、距離をおくのです。徐々にやりとりをフェードアウトさせると良いと思います。例えば、相手からの誘いがあっても、その日は行けないというやり取りを数回繰り返し、数か月後には、連絡そのものに反応しないようにします。
嫌な人の性質を知る
会社の同僚が嫌な人で。。というように、距離を置くことが難しいケースがあります。そのようなときには、どうするのが良いのでしょうか。
他人に嫌な態度や言動をとる人の背景や性質を把握することが大事です。そのような人は、自分に劣等感を感じていて、心に余裕が無い、満たされていない、幸せでないのです。まずは背景を理解して、この人は、不幸せなかわいそうな人なんだなと思えば良いのです。そのときに、少し上から見るのではなく、もっと上、雲の上や神様からみるような高さから、かわいそうな人なんだなと見おろします。そうすることで、だいぶ怒りが収まります。私は、昔の職場で絵にかいたような嫌なお局様がいたのですが、典型的な背景の人でしたので、「この人は不幸な人なんだな」と哀れんで見ることで心を静めました。
真に受けない
嫌みなことを言われたら、腹が立つし、否定したくなる。怒りが増幅してしまう。。その通りなのですが、言われても、反応しない。真に受けないことが大切です。以前、何の本で見たかを忘れたのですが、なるほどと思った説明がありまして、イメージとしては、「魔女が毒リンゴを渡そうとしてきている → これを受け取らないほうが良い」ということです。この説明は、絵が浮かんできますね。分かりやすいですし、脳と心にスッと入ってきました。私は、嫌な事を言われたときは、脳に描いたこの魔女の絵を思い出すようにしています。
肩透かしを食らわせる
嫌な言葉に対しては、反応しないことをお話しましたが、さらにその上のレベルの話をします。嫌な言葉に対して、その嫌みに乗ってしまうということです。「ダサい趣味だね → そうなんですセンスないんです」「そんなことも知らないの? → 私バカなんです」のように相手の言葉をあえて肯定してみましょう。相手は攻撃して、当方をやっつけようとしているのですが、ダメージを与えられていない、肩透かしにあったようで、嫌み側の満足感は得られることがありません。してやったりです。この方法は、少し前に友人が話していました。まだ私は実践していないのですが、その時がきたら、実践してみようと思います。
ここまでお話したように、嫌な人の働きかけに対する対処方法は、様々あり、意外と効果があるのです。気が弱い、勇気が出ないひともいると思います。わかります。ただ、予め、考えと心の準備をしておくことで、一歩踏み出せると思います。是非、勇気を出して実践してみてください。
コメント