嫌な気分のときにどう折り合いをつけるか

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嫌なことがあった、ムカつく言葉を言われたなど、気分が悪くなることは、誰にでもよくあることです。みなさんはその時にどうしていますか? おそらく、特に何もしていないという人が多いと思います。今回は、そのようなときにどう折り合いをつけるかについて、お話させていただきます。

機嫌が悪いときにどう折り合いをつけるか

ムカついたときには、自分自身を客観的に見て、私は今気分を悪くしている状態であるとラベリングしてみましょう。私が実際にしているのは、「はい、ワタシ、今、ムカついています」と私自身のことをまるで他人が評しているかのように状態を捉えるのです。このようにすることで、嫌な気持ちを抱えているど真ん中の状態から、離れる、もしくは、少々ズレる感覚になります。この一連の取り組みは、瞑想をしている際に、教わった方法です。瞑想は、Meditopiaという携帯アプリを使用していて、心の解放について、様々な学びを得ています。私もまだ、瞑想を初めて数か月のため、瞑想自体も、そして、今回の嫌な気持ちを遠ざけることも、完璧にできてはいないのですが、少しずつ良い方向に向かっていると思います。

行動指針や実際に何するかを決めておく

自らの心の状態を客観視する方法は、完璧にできるようになれば、怒りの状態を解き放つことができるのだと思います。ただし、その域に達するまでは時間を要しますし、到達できない人も多いかもしれません。私も、今現在、到達することはかなり難しいと思っています。そのため、もう少し、誰でもできそうなことも考えてみました。それは、嫌な気分になったら、「このように考えて行動する」「実際に何をする」ことを予め決めておいて実行するということです。

以下は、私が嫌な事があった時に、実際にしていることです。

・仕事であればはやるべき最低限をこなすだけで良いと割り切る。それ以上は頑張らない。嫌な状態のなかで、仕事をしているだけで自分は偉いと褒める。

・仕事に没頭する。夢中になって仕事をすることで他に気が回らないくらいに没頭する。

・大笑いできる番組を見る。

・早めに寝てしまう。

・辛いこと、大変なをする。 (例えば、2時間走るとか、押し入れの掃除をするなど、大変なことをすると目の前のことを対処するだけで精一杯で、嫌なことを考える余地が無くなるため、少なくとも大変なことをしている最中は忘れることができる。)

みなさんの参考になればと思います。他にも、効果的なことがあるかもしれません。ご自身が嫌な気持ちを解消できるものを見つけることが重要です。

先日、ラジオで、大人になったら自分の機嫌は自分で取るしかない。子供の時のように、誰かが大丈夫とは言ってくれない。という話がありました。確かにそうだと思います。自分のマイナス方向の心情をプラスに転じさせる方法を見つけて、マイナス時は、その方法を実践する。そんなことは知っているという人は多いと思いますが、実践されていますでしょうか。「何となく分かってはいるけど実行してはいない」という人は、是非、試してみてください。

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