最初から期待し過ぎていて、現実を知ると失望してしまうことありませんか? よくありそうなケースは、異性に対して「理想の人だ」と思っていて、いざ付き合ってみると理想と現実の違いにガッカリしてしまうことでしょうか。このように心情が落胆へ推移してしまうと、物事であればやめてしまいたくなり、人付き合いであれば、関係を解消したくなります。ただ、自身のこころの持ちようで、良い方向に持っていくことができます。それは、「何でも低評価で入れば幸せ」ということです。きっと良い気づきになると思いますので、最後までご覧ください。
武田鉄矢さんの話に驚愕
金八先生でおなじみの武田鉄矢さん。若い人は知らない人もいるかもしれませんが、中学校の先生役のドラマ金八先生は、その熱演ぶりに日本中を涙させました。私もいくつかのシリーズを見ましたが、大ファンです。正義感が強く、真面目で、懐の深い金八先生の姿は、武田鉄矢さんの人間性そのものであると、勝手に思っていたのですが、実際のご本人は、芸人顔負けの面白い人なのです。以前、テレビで、結婚する人が減っているという話になった時に、「カミさんなんて20点とれてればそれだけで充分」「みんな選びすぎだから結婚できないんだよ」「(カミさんが)今日も生きてる、明日も生きてる、あーありがたやありがたや」と冗談交じりに話されていて、共演者みな爆笑していました。切り口は面白い話の印象だったのですが、そのあとは少しずつ真面目な語りになり、「自分自身はどれだけ褒められた人間なのか」「相手にばかり理想を押し付けるのはどうなのか」「いちいち選ぶからどんどんややこしくなる」「一番幸せなのは誰とでも結婚できる人だ」と持論を展開、さらに、「男としてこの人には勝てないと思ったのは、ゴルフの練習場で、とある金持ちそうないい男がブッサイクな奥さんのお尻を触りながら楽しそうに教えてあげていた。ややカッコいい目のその人は幸せそうに満足そうにしていた。人を選ばないで結婚できることがとても偉大なんだと思った」とのこと。
前向きで明るい気持ちであることが幸せをもたらす
武田鉄矢さんの語りが面白いので、最初は面白話として捉えていたのですが、でも、これは学ぶべき点があると思いました。私も、いちいち選んでいることに気づかされたからです。
「女だったらそれだけでOKという前向きで明るい気持ちであることが幸せをもたらす」ということは大きな気づきでした。武田さんの言っていること全てそのままとはいかないまでも、「いちいち選びすぎない」「最初から評価を低くしていれば気持ちがラクで幸せである」ことを心に取り入れるのが良いと思いました。
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