良い環境に身を置く

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今回は、良い環境に身を置きましょうというお話です。

「朱に交われば赤くなる」ということわざがあります。人は、関わる相手や環境によって、良くも悪くもなる。周りに影響を強く受けるということです。自身が良い環境にいるか、悪い環境なのかを考え、悪い場合は、その環境を変えることが重要なのです。

愚痴ばかりの同期 → 前向きな先輩たち

私は、新卒で入社した会社で、同期の飲み会がたびたび行われました。飲み会は好きなため、参加はしていたのですが、その話題が、愚痴ばかり。。上司、会社、嫌な客の愚痴の話で、盛り上がるのです。確かに、ひどい会社で、当時は該当する言葉がなかったのですが、いわゆるブラック企業です。ただ、飲み会のほとんどの時間、そして、毎回、愚痴の話であったため、楽しくない、気分が悪くなるばかり。。しだいに、私は参加しなくなりました。当時はまだ、終身雇用を信じていた時代でしたので、新卒の同期といえば、とても大切なものと捉えていましたが、この泥沼からは抜け出さねばならないと思い、同期との距離を取るようにしました。そして、同じ部署の先輩方と仲良くするようにして、愚痴が無いわけではないですが、前向きな気持ちにさせられる人との関係に、とても救われたのです。その中の先輩で、職業訓練校に行って資格を取り、転職するという話を聞いて、その後、私も同様に、退社し、職業訓練校に行き、その後、IT関連の資格をいくつか取って、業界転職を果たしました。日々、仕事に追われて疲れ果てているなかで、転職のことを考えることは困難でした。先輩の話から、今後の道を見つけることができましたので、今思えば、良い環境に身を置いたのだと言えます。

私の例からも言えるように、周りの環境が良いと、自然と良い方向へ流れに乗って進むことができます。私がもし、愚痴ばかりの同期の中に居続けて、良い先輩たちと接していなかったら、私一人の力で、努力前進するしかなく、疲れ果てている毎日の中では、前に進むことができなかったと思います。

悪い環境にいる場合は抜け出しましょう

今、皆さんは、良い環境にいますか? それとも、悪い環境でしょうか?

悪い環境だという人は、良い環境に移ることを意識して、実行しましょう。少なくとも、悪い環境からは脱却することです。この話題の場合、務めている会社が、というケースが多いと思います。転職が一番とは思いますが、すぐにできないというのであれば、仕事以外のコミュニティに参加することをお勧めします。前向きな人が集まる場所です。資格勉強の教室に行って、懇親会にも参加する。SNSから情報を得て、自分が前向きになることができる集まりに行ってみる。今は、インターネットで情報を得ることができ、人とコンタクトすることも難しくありませんので、ぜひお勧めします。大事なことは、そのコミュニティに参加することでその延長線上に、良い環境に移る可能性があることを見極めることです。

まとめ

自分一人の努力はとても難しいことを受け入れて、環境の力がとても大きいことを理解しましょう。そして、自分が能力を発揮できる場所に身を置きます。その第一歩として、足を引っ張られる環境、泥沼のようで自分が上に行きたいのに上に行けない環境からは脱出しましょう。

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