普段の行動で、自分のどのパーツをよく使いますか? 私たちは何かをするときに、目や口や手足を使うことに意識が行きがちです。ホームページを見る、人と話す、メールを書く、歩く、など、行動する際のメインに使うのは、目、口、手、足です。耳が空いている時が多いことに気づきます。これは、とてももったいないことです。
(テレビや動画を見るときに、耳で音声を聞くということがありますが、これは、目で見たものの補足として耳で聞くため、目と一貫した行為として捉えています。)
ウォーキングするとき、洗濯物を干すとき、メールの返信、始業前のルーティン作業など、ただ手だけを、ただ足だけを使っていること、多いと思います。そしてそのとき、耳は空いています。空いている耳を有効に使ってみましょう。
耳は手足の動作と相性が良い
実は、耳は、手作業、足を使う行為と同時に使う観点で相性が良いのです。お互いに、働きの本質が遠いため、手足と耳を同時に使っても戸惑うことはありません。その反対に、口や脳(考える)などは、耳と同時に別の行為をするのは、脳が混同してしまいますので、相性は悪いです。
ウォーキングしながら、作業しながら、家事をしながら、為になるものを聴くことで、時間内に2つ成果を上げられるのです。
作業をする際には 耳を使いながらできないか考える
私は常々、作業をする際に、何か聴きながらできないか?と考える癖をつけています。お風呂場掃除をするとき、ジョギングするときはもちろん、ゴミの取りまとめをするような短時間でも意識します。
何を聴くと良いのか
聴いて為になるものとしては、オーディオブック、英語学習教材、為になる動画(を耳で聞く)などが挙げられます。
本を読まないのは読む時間が無いから?
よく、本を読まないのは「読む時間が無いから」と答えるかたがいますが、そのようなひとはオーディオブックや読み上げ機能を使えば良いのです。
オーディオブック → audiobook.jp 、アマゾンのaudible など、耳で聴く本のサービスがあります。
読み上げ機能 → iphone・Android ともに文章を読む機能があります。kindleを読み上げることも可能です。
勝間和代さんは自宅でオンラインヨガ教室を見ながらヨガをしていて、その際に、kindle読み上げを聴いているそうです。ヨガ講師の声をボリュームを下げて聴きながら、kindleの読み上げを聴くという。。ヨガ講師の声もあるから本の内容入ってくるかな。。と思ってしまいますが、時間を有効に使いたいという考えについては、大いに賛同します。
実際に勝間さんは、月に何冊も本を読んでいますが、耳で聴く割合が結構高いとのことです。
テレビやラジオではダメなのか
耳を使うについては、テレビやラジオを聞きながらというかたもいらっしゃると思います。それも良いのですが、せっかく時間を造り出せるのであれば、自分にとって為になる情報を聞いたほうが良いと思うのです。音楽が好き、娯楽ラジオを聴くことが好きでしたら、楽しむことを辞めるようにとは言いません。その聴く時間のうち、半分は、為になるものを聞いてみるというのはどうでしょうか。私もラジオが好きで、長年聴いている娯楽ラジオが複数あります。ジョギングしながら聴くこともあります。しかし、全体の時間の1/3以内に留め、多くは為になるものを聴くようにしています。
最近では、仕事や人生や生活、お金について解説する為になる動画がたくさんあります。画像を見なくても、耳だけで情報を得られるつくりになっているものが多くありますので、私も良く聴いています
最後に
時間が無いから〇〇できない。というのは、多くの方が考えていることです。でも、良く見直してみると、時間は造り出せます。今回ご説明した耳を使うことは、時間を捻出できる有効な手段です。時間を有効に使うことを強く意識しましょう。そして、実践して、継続していきましょう。
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