嫌なことが起きたときに、そのことを思い出してしまって、また嫌な気持ちになってしまう。。多くの人がこのような経験をしていると思います。嫌な気持ちにはできるだけなりたくないものです。この状況を避けるための方法は、様々あるのですが、面白いと思える解決策がありましたので、みなさんに共有したいと思います。
思い出すきっかけになるモノを手放す
以前、勝間和代さんのYouTube動画を見ていたときに、面白い話がありました。
知り合いのプロゴルファーの話で、「パターを外したら、そのパターを使わないようにしている。外したパターを見ると、失敗したシーンを思い出してしまい、次のパターの時に嫌な気分がよぎってしまうため」とのこと。あらかじめ、パターを何種類も用意しておいて、外したパターを使わない仕組みづくりをしている。
( 動画の内容を要約 )
この話を聞いて、目から鱗が落ちた思いになりました。ゴルフをしない私でも、事の推移を想像すると、とても納得したからです。
繰り返し思い出さない
パターの話の要点は、嫌な事の記憶を反復させないということです。
失敗したときの嫌な気持ちにプラスして、思い出すことによって再度嫌な気持ちになってしまいます。嫌な事が起きたときは仕方ないとしても、その後に思い出さないことが重要です。
また、嫌な思いを繰り返すことで、記憶が定着してしまいます。本来なら時間が経過すれば忘れていくことを、ずっと忘れることができなくなってしまいます。
思い出さないために
方法としては、パターの例のように、失敗したときのことを思い出させるモノを排除するということです。例えば、テストで悪い点をとったらその時のペンは捨てるとか、異性にフラれたらその時に着ていた服は捨てるという感じです。
問題に対処しようとするときに、気合でなんとかするとか、頑張るとか、努力しようと考える人が多いかもしれませんが、なかなか効果が上がらないものです。今回のテーマである「嫌な事は思い出さないように」という問題に対して、「念じる!」としても、なかなか解消できません。気合よりも、環境を整えることで、意外と簡単に解決することは多いですので、ぜひ、今回の内容を参考にしていただければと思います。
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