出身学校の偏差値が人生を決める訳ではない

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偏差値の高い大学を出た人が、仕事ができる。学歴が低い人は仕事ができず、成功しない。このように思うことありませんか? しかし、いい学校を出ていなくても成功している人がいます。学歴と仕事の成功は、因果関係があるのか否か。。今回はこのテーマでお話させていただきます。

いい学校を出ないといけないという刷り込み

私は、冒頭に記したように、学歴によって、その後の人生が左右される。いい学校を出ていないと成功はしない。長年そのように思っていました。きっと、子供の頃からの刷り込みです。私は親から、勉強していい大学にいきなさいと言われてきましたが、多くの家庭で同じ刷り込みが行われていたと思います。

しかし、社会人になると、いろいろな人と出会います。「学歴が高く、その期待成長度の通りに、キャリアステップする人」「悶々と不満を抱えながらくすぶっている人」「学歴は大したことないが、高学歴の人を相手に切れ味鋭く仕事をこなして昇進していく人」

学歴はその後の人生を決定づけるものではない実例を見てきました。大変興味深いと思い、学歴と仕事の成功について、考えてみました。

学歴が高いと有利

偏差値が高い大学を出ていることは、高収入の会社や高ステータスの職種に就くために有利であることは間違いないです。そもそも、〇〇ランク出身以上でないと、一次審査を通らないということも今だに行われているからです。また、医者になるためには、医学部を出る必要があり、医学部に受かるためには、理系科目がかなり優秀である必要があります。

本人の資質によっては低学歴を大逆転できる

学歴が高くないと辿ることができないルートがあることは事実ですが、そのエリート街道が条件とされる職業や会社以外であれば、学歴が高くなくても仕事での成功は可能です。年々、学歴志向は薄まっていますので、その領域はとても広く、大きいです。

では、どうすれば、そのような人が仕事で成功できるのか。それは、あることが備わっていることが重要です。以下に記すことが1つでも当てはまれば、成功は夢ではありません。

◆ 夢中になる

好きな事に、疲れも忘れて何時間でも没頭できる人のことです。 

先日、教育関係の仕事をしている慶応大学出身のかたが、パソコンオタクが羨ましいと言っていました。たとえ、学歴が良くなかったとしても、プログラミングやその関連の事について、夢中になってできる人は、はたから見れば仕事であっても、当人としては、楽しいと思えることを存分に追及できるので、嫌な感覚でやらされている感はいっさい無いからです。

◆ しつこさ 

しつこさがあれば、それはかなりの武器になります。

以前の記事

しつこさが大切 https://businesslivingbeuseful.com/shitsukosa/

でお伝えしたのですが、

堀江貴文さんが、ビジネスで成功するために一番必要なことは何か?と質問された時に、答えたのは「しつこさが大事」とのことでした。バットは振らないと当たらない、打率が低いとしても、打席に多く立って、バットを振る回数を増やせば、いつかヒットは出る。バットを振る回数を多くすることで、たとえ打率が低かったとしても、結果、ヒットの数は増えるのです。

◆ 地頭の良さ

昔の会社の親会社のプロジェクトリーダーがこのタイプでした。30代半ばで老舗大IT企業の中間管理職に就いていて、なぜか高卒。しかし、分野を問わず何に関しても博識で、処理能力が抜群で、難題が降りかかっても涼しい顔で対処して、いつも余裕にゆったりと仕事をしている。。あと、奥様がアイドルのように可愛い。。(これは余談でした。。)

以上のように、学歴がその後の人生を決定づけるものではない、充分に高学歴を逆転できる可能性はあるということです。詰め込み型の勉強一辺倒ではなく、夢中になる、しつこさ、地頭の良さのような前進力を備えることが大切なのかもしれません。

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