決められないときはアミダくじで決める

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以前、ラジオを聴いた際に、リスナーの投稿で、お昼ごはんのメニューを自分でが決められないから、インドカレーとパエリアどちらが良いかパーソナリティの方に決めて欲しいという投稿があり、パーソナリティも答えていましたが、公共の電波使って何だよとも思いました。自分のことは自分で決めましょう。そしてどうしても決めることができない時は、アミダくじで決めることをおススメします。今回は、アミダくじをテーマにしてお話しさせていただきます。

引っ越しするかしないかをアミダで決めた

以前、私が引っ越しをしたときの話です。条件がまあまあ揃っていると思えたので、不動産屋に入居を申し出ました。その賃貸の仕様や金額などが記された申込書に記入事項も書いて、不動産屋に提出したところ、後日、不動産屋からこんな返答が。。「大家さんへ連携したところ、管理費用1000円が提示されていなかった(申込書に記されていなかった)大家は管理している不動産屋へこの費用の記載を依頼していたので、管理費は規定されているものです。管理費用は毎月払ってください。」とのこと。申し込みした後に、1000円追加ね!と言われた感じです。私がやり取りしていた不動産屋は仲介だけだったため、さらにその物件を管理している不動産屋が存在していて、どうもその管理不動産屋の失念により今回の事態に陥っているようでした。私は、やりとりしていた仲介不動産屋へ、もともと記載されていないのだから後から言われたものを払うことはできないと伝え、不動産屋も私側の意向で意見してくれたのですが、結局、大家は折れることは無かった。(管理不動産屋も特に何も無く。。)

このことで、一度は決めた入居先であるものの、行くか否か迷いました。これから何年か住む住まいに最初からケチがついた。行くべきで無いのではと。。しかし、私は、住まいに譲れない条件がありまして(詳細は割愛します)その条件を満たす物件は、簡単に出ないのです。その時期は引っ越しシーズンであり、たくさん物件が空く時期のため条件を満たすものがようやく出たと言えます。今回を逃せば、1年引っ越しができないかもしれないので、数日考えたところ、モヤモヤの気持ちは私の中に留めて、引っ越したほうが賢明かもしれないと思うようになりました。それでも、返事を待ってもらっていて、回答期限日になってもやはり少し迷いがありました。期限の日は友達何人かで花見に行ったのですが、花見中もずっと迷っていました。花見も終わり、別れる前に夕方、ファミレスに寄ったそのときでも決められず。。そして、もう返答しないと!という時間のため、前にいた友人に何のことであるか説明することなく、5本の線を引いたアミダくじを作ってもらいました。4本は丸印(引っ越しする)1本はバツ印(今回の引っ越し先を断る)です。私の気持ちの配分を考えたところ、行きたい80%、行かないほうが良い20%だったからです。そして、選択して、アミダを辿ったところ。。。なんと。。。バツ印にあたりました。

私は、その入居先に行きたいと思うけれども、ケチがついているのが気になって決めきれない、でも、80%なら引っ越しに当たるだろうし、その導きが示された勢いで引っ越しできるという筋書きを考えていたのです。引っ越しすると思っていましたので、アミダの結果は無かったことにしたいと思ったのですが、それでは、くじに運命を委ねた意味が無いと考え直し、その場で不動産屋に電話して、今回の件をお断りすることを伝えました。仕方ないです。それが。。。引っ越し先は長い期間かけてもゆっくりと探そうと思っていたところ、2週間後には条件を満たす物件を見つけることができ、例のものよりも満足できる入居先へ引っ越しすることができたのです。くじに従って本当に良かったと思いました。たとえ、そのあとの物件探しが1年要したとしても、くじに従って良かったと思ったと思います。運に任せることを自分で決めた。その定めに乗っている自分を心地よく思う。そんな経験でした。

ちなみに、くじ作成の友人には、引っ越しが終わった後に、事の経緯を説明したのですが「そんな重要なことに関わっていたとは思わなかった」と驚いていました。

以上、私の経験談で、日記のような文面で申し訳ございません。今回、伝えたかったのは、自分で決められないことは少ないはず。どうしても決められないときは、くじでも何でもいいから決める。定めに従うことの心地よさがあるので、経験して良さを知ってくださいというお話でした。最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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