今回はブレーンという雑誌のアイデアを生み出すフローについて、水野学さんの記事がとても優れていて、多くの人に役立つ内容であると思いましたので、以下にご紹介したいと思います。
片っ端から情報収集する
・本や雑誌など、気になったものは迷わずに購入している。月に数十冊におよぶ。
・テレビ番組も気になるものは全て録画して見ている。
・外を歩いている時に、何か引っかかるものを見つけたら、とりあえず携帯のカメラで撮影する。
・気になることや思いついた言葉も携帯にメモしている。
以上のように、自分の脳の外にメモリを増設するように情報を収集している。
アイデアを思いつくための一番のコツ
いつも仕事のことを考えることが大切。
アートディレクター(水野さん)の仕事は、企業の課題を解くためにクイズをだされているようなもの。頭の中に常にこのクイズが浮かんでいる状態。そして、何かふとしたきっかけでクイズの答えが浮かぶことがある。常に仕事のことを考えている状態によって、答えを産み出すことができる。
ひらめき貯金
クイズの答えや、良いと思ったアイデアについては、スタッフにメールで伝えている。このアウトプットが重要であると考えていて、自身ではこれを「ひらめき貯金」と呼んでいる。
この効果として
①人に伝えることは自分の頭の整理になる。
②このメールに対して、意見を言ってくれる人がいる。人の頭に一度預けることで、自分以外の人の頭まで使って考えられることが肝である。そのため「ひらめき貯金」と呼んでいる。預けた人によっては、「意見という利子」がついて、アイデアが増幅する。だから、「ひらめき貯金」をするときは、できるだけ高利回り(さまざまな意見やアドバイスをくれる)銀行(人)を見つけておくと良い。
他人に送らないまでも、とにかく思いついたら紙に書くなど、アウトプットすることはとても大切。
企画会議でなかなかアイデアを出せない人は、その思いつきの紙を何枚か持って会議に出て見ると良いと思う。自分では大したことないと思っているアイデアでも、他の人のアイデアと組み合わさることで面白いものに発展することもある。
アイデアとは知識と知識の結合である。
※上の内容は以下から引用、一部要約したものです。「ブレーン特別編集 合本 トップクリエイターのアイデア発想法・企画プレゼン術」内の水野学さんのページより
ブログがアイデアを生み出す取り組みになっている
私はこのブログを書いていますので、水野さんが述べられたことを概ねやっています。(水野さんほどの量は費やせていないことが課題ですが。。)
ネタが尽きないように情報収集はニュースや本以外にも、芸人やスポーツ選手の発言、街中の看板やポスターなどから気になったものについて、為になるものとして記事にできないかと考えています。いつもブログに繋げられる何かがないかと思いを巡らせています。そして、アウトプットはまさにこのブログが良い機会になっています。ブログを書く前は、アウトプットの場が無かったです。ネタが無いか探して、文章に変えていくことは、脳が活性化されていると体感します。ブログの一連の作業は、私にとって、アイデアを生み出す力を育てる素晴らしい取り組みであると思っています。
現在は、ブログ以外にも、TwitterなどのSNS、YouTube動画投稿、スタンドエフエムのようなラジオ配信のように、気軽にアウトプットできる場が様々あります。企画を考えて発信するというサイクルを繰り返すことがアイデアを生み出す力を育てます。とてもおススメです。
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