歳をとることは、良いことか、嫌なことかについては、人によって様々であると思います。歳をとることをマイナスに捉えるひとは少なくないと思いますが、私は、決して悲観することは無いと思います。歳をとることは楽しいことであることをお伝えしたく、この記事を書いています。是非最後までご覧ください。
私は現在、四十代後半なのですが、長年、歳をとることを嫌に思っていました。若いことが素敵で輝いていて、歳をとることは、輝きを失い、ただ衰えていくものであると感じていたからです。30歳になるときは、もう人生は終わりだと愕然としたものです。
価値観の合わない時代のなかで生きるのが苦しかった
大学は〇〇くらいのレベルには入らないといけない、〇人くらい異性と付き合えなければ恥ずかしい、スーツを量販店で買うのはダサい、ブランドは。。車は新車で。。他にもたくさんありました。1980~90年代に10代、20代を過ごした時の世の中の感覚は、現在ではだいぶ無くなっています。私は流行に乗ることが苦手で嫌いでしたし、当時の世の価値観が良いとは思えない中で生きねばならなかったので、本当に息苦しかったです。今思えば、他人や世間との比較をしてしまうことで、ストレスになっていたのだと思います。
しかし、近年、ストレスが少なく、心地よく生きていると感じるようになりました。何となく感じていたのですが、その理由を考えたところ、次のことが上げられます。
自分のやりたい方向性を見出し、やりたいようにするための仕組みを作って楽しんでいる。そして、気の合う人とだけ付き合うようになった。
年齢を重ねるごとに、価値観の合わない団体や友人からは、私から自然と離れていきました。また、仲良くしたいと思う人には、自ら楽しいことを企画したり、感謝の意志を伝えるなどして、関係性を深めていきました。1回や2回ではなく、ごくたまにではありますが、何年も続けたのです。その結果、気づいたときには、無理しない自然な気持ちで居ることができる仲間や友人だけが周りにいたのです。素晴らしいと思える人がいて、自分のことを認めてくれる友人や仲間がいる。居心地が悪い中で生きていた時のことを思うと、今の状況がとても有難く、楽しいと思うようになりました。
歳をとることを悲観的に捉えている人がいると思いますが、決してそうとは限らないということをお伝えしたいです。最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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