いくつもの肯定を経る作業について、把握していると思って作業を進めていても、ミスが生じてしまうことがあります。特に、慣れないことや初めてやる時は、その可能性が高まります。手順書が予め設けられていれば良いのですが、無い状況もありますので、その際は、予め手順を考えて、手順をメモしてから、作業することを実践してみてください。
手順書の実際の例
手順書について、私が過去に経験した例をあげますと。。
あるアプリケーションが動作しない状況で、調べたところ、ある場所の▲▲というファイルを▽▽という名前のファイル名にして内容を修正したものを交換配置することで解消するという情報があったため、以下を実践しました。
<メモして実践した工程>
①▲▲ファイルのコピー
②コピー分を▽▽というファイル名に変更する
③▽▽の内部の内容を修正する
④古い▲▲を別の場所に退避する
⑤動作確認
以上で、正常に動作したのですが、実は最終的にそうなりましたが、この一連の作業をする前日に、メモをせずに作業してしまい、上の『①と④の「前のファイルを残して退避させなかった」のです』。いきなり②③のファイル名と内部修正をしてしまいました。その後に、内部修正の一部が誤って操作されたため、動かなかったのです。前のファイルが残っていなかったため、比較することができず、どの箇所を操作して、どの部分に誤りが生じたのかを突き止めるまで、だいぶ時間を要しました。
様々な場面で活用できます
現在は、先ほどの事例について、正常に動作するまで別の場所に退避することは根付いています。当時の私は、このような作業は経験したことが無かったため、予め作業工程を明確に記してその順序通りにすべきでした。問題が生じたことで手順書の重要性を痛感しまして、その経験を活かそうと考え、様々手順書を書いています。
・パソコン買い換え時の事前作業と開設手順
・新規事業の際の行動工程
・blog開設時の必要な作業
・年末の大掃除の工程順
・自宅で友人を招くパーティーをする際に、◇◇を掃除する、何処へ買い物、何時に〇〇さんを迎えに行く、仕上げに▼▼を盛り付けするなどの工程を時系列に並べる。
他にもたくさん実施しているのですが、思い出せるものをあげてみました。
手順書を書かなくても、問題なく事が進むことは多いと思います。ただ、抜けやミスが生じた際のやり直す時間や労力を考えると、手順書を書く手間は、大したものではありません。手順書という響きが大げさに思う人もいると思うのですが、要は、やること順番メモです。仕事でもプライベートでも役に立ちますので、みなさんにも是非試して頂くことをお勧めします。
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