コロナ感染症によって、自宅にいる時間が長くなったという人は多いと思います。なかでも一人暮らしの人は、孤独な時間が増えて、辛いと感じる人もいるでしょう。今回はピカソの「深い孤独がなければまともな作品は作れない」というテーマで記事にさせていただくのですが、芸術家に限った話ではありません。この言葉から得られるものは、きっと多くの人に参考になると思います。ぜひ、最後までお読みください。
孤独は辛い
太古の時代から、人間は、コミュニティをつくり、協力し合って生きてきました。人間は社会性の動物です。他の人と一緒にいることで安心する。満たされるようになっているのです。
そのため、一人でいるとをつらいと感じてしまいます。最近のSNSで、リモートワークによって、一週間ずっと家で一人でいたら発狂しそうになったという書き込みを見かけました。この一年でこのような経験をされたかたは少なくないと思います。
孤独だからこそたどり着くことができる
でも、孤独の全てが悪いという訳ではありません。
確かに、孤独は、先ほど記したように辛いです。しかし、その辛い状態であるからこそ、自らに眠っている遠く奥底にある光にたどり着くことができるのです。孤独の暗闇の中でなければその光を見つけることはできないのです。ピカソが言いたかったのはこのようなことであると思います。
孤独は自由
社会人として生きていると、世の中のルールや常識に沿って生きていかなければなりません。自由であることが悪であるかのようにとられてしまうこともあります。次第に、自由な感覚は失われていきます。そして、自由に表現することができなくなってしまいます。しかし、孤独は、世の中のルールにとらわれることなく自由です。だから、自由に表現ができるのです。
一人になってじっくり考えてみよう
孤独によって、自分を見つめ直すことができることをお話してきましたが、多くの人は、日々の仕事、やるべきことをこなすだけで精一杯だと思います。本当に望んでいる生き方は、今やっていることではないかもと思いながらも、日々が過ぎて行ってしまう。。この生き方では、いずれ後悔するかもしれません。ですから、じっくり考える時間を設けて、一人になって見つめ直してみましょう。生き方、やるべきこと、やりたいこと、実現させるためにどうすれば良いのかなど、自分が本当に望んでいることを時間をかけて一人で考えるのです。このように自分に向き合うことは、ご自身の人生にとって、とても大切なことです。ピカソは作品だけではなく、素晴らしい言葉を残してくれました。その教えを受け継ぐことは、私たち自身にためになることはもちろん、とても意義深いものであると思います。
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