歳を重ねると同世代を愛おしく思う

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私は、四十代後半です。最近、ふと思いついたのですが、「同世代を愛おしいと思う」ということです。同じようなものを見て、同じように時代の変化に影響を受けながらも、同じ期間頑張って生きてきた同志と思えたのです。今回は、役に立つ気づきの内容は無いかもしれませんが、中高年のかたには、きっと「あーたしかにそうだなー」と共感して頂けると思います。長い文章ではありませんので、気軽に読んで頂ければ幸いです。

同世代は同じ感覚を持っている

同世代は、ともに同じ時代を生きてきたため、身に染みた感覚は似ています。特に子供から学生時代を経て社会人になったころまでの若い時代に、同じようなものを見て、同じような遊びをして、同じような流行に触れて、同じような苦労をして。。そのうえで、現在のテクノロジーの進化や新しい感性に触れていても、慣れ親しんだ感覚を慈しむのです。

例えば、スマートフォンひとつで音楽が何千~何万曲もクリアな音声で聞くことができる現在を便利で良いと分かってはいるものの、学生時代に、レンタルで借りたCDをテープにダビングして、レタリングシートで転写してタイトルリストを作り、オリジナルテープにする。。40歳よりも下の世代には何を言っているか分からないであろう(笑)この作業を夢中になってやっていた頃が懐かしくて、あれはあれで良かったと思うものです。

他にも、駅での待ち合わせは、「〇〇時に駅の改札の前で!」と約束するだけで、当日は、携帯電話が無い時代ですから、とにかく待つか、公衆電話から友人の自宅に電話するのみ。私は、高校生のとき、2時間半待ちました。駅の掲示板に「〇〇へ もう帰る」と書いて残したものです。

少々思うことがあっても愛おしく思う

先日、同じ年齢で、この数年関わりを持っている人とのやりとりが、若干嫌な気分にさせられたのですが、同じ年ということで、何となく愛おしいと感じたのです。自分でも不思議なのですが、同じ世代は愛おしく思います。

同じ世代を大切にする

現在、人間関係が満たされていないと感じる時は、同じ世代の人との関係を深める、また、広げてみるのも良いと思います。

職場、学生時代の友人など、気の合う人との関係を少しずつ深めて築いていくのです。趣味やボランティア、習い事の場のように新たに広げていくことも良いでしょう。

私は、年賀状だけのやりとりを25年続けてきた元職場の同僚に、年賀状にコロナが収束したら会おうと書き、その後、手紙で(携帯番号など知らないため)約束しました。25年ぶりに会うことになります。私は社交辞令が嫌いなので、必ず実現させます。

今回は、同世代は愛おしいをテーマに書かせていただきました。同世代は、これまで同じ時代を共に生きてきた同志です。それだけで慈しむべき存在なのです。「今ある友人関係を大事に思い、新たな同世代との出会いがあれば大切にしましょう。」という提案です。最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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