嫌なことがあって落ち込んだときにみなさんはどうされていますか? 特に何もせず、時間が経過して気持ちが癒えるのを待つだけという人もいるかもしれません。でも、落ち込んだ気持ちの最中はツラいですから、その時間を少しでも減らすことができれば、楽になると思います。 今回は落ち込んだ時にどうすべきかについてお話しさせていただきます。
行動を予めリストアップしておく
落ち込んだときの対処方法は、嫌な事があったときにどうするか、何をするかについて、 予め決めておくことです。事前に決めてリストアップしておくことは重要で、いざその状態になったときに、どうしようと考えている間は嫌な気持ちが続いてしまいますし、なにをすべきか忘れてしまうこともあり得るからです。
次の項では、おススメの対処方法をお伝えします。
◎ 自分憲法を見直す
予め、自分はこういう人になりたい。このような考えで行動する。という信念を考えましょう。自分がこうありたいという姿を明確にして、憲法として明文化するのです。紙に書いたものを目につきやすいところに貼って、自分が目指すべき姿を日々確認して見失わないようにするのです。手帳に記したり、携帯の待ち受けにしても良いと思います。
あらかじめこの自分憲法を作っておいて、落ち込んだ時に見直すのです。自分が歩んでいる 道は間違っていないと再確認したり、憲法と照らし合わせると落ち込みの件について自分に課題があったと反省するなど、自己の肯定や反省に繋げることができます。この一連のことで、落ち込みを解消することができます。
◎ 脳内会議をする
参考になる意見を助言してくれる人を自分の頭の中に招いて、会議をします。
まずは、尊敬する人や、過去の偉人など、自分と全く異なる考え方を持っていて、なるほどと思える気づきを得られる人を思い浮かべます。そして、その人だったらどう考えるかを、想像して助言してもらいます。その人の意見なら素直に聞く気持ちがあるので、受け入れることができるのです。
私は、4~5年くらい前にこの方法を知って以来、取り入れています。会議の出席者は、マツコデラックスさんと、大学時代の超楽観的ポジティブな友人の2人です。
マツコさんは、物事を鋭く捉え、礼儀を重んじ、人生を達観しているからです。会議中は「そんなこと言ったって、やらなきゃならないんだからやるしかないでしょ!」みたいな感じで、私にはっぱをかけてきます。
大学の友人は、正直、能力が高い訳ではないのですが、精神的にとても安定しています。ネガティブになりがちな状況でも何とかなるという感じで、ゆったりマイペースで生きています。「そんなに深刻に考えなくてもいいんじゃない?」と私を諭してきます。
自分の考えとは違う「改善案」や「心の持ちよう」などをやってみようとさせてくれるので、とても役に立っています。
◎ たくさん笑う
好きなお笑い番組や動画などを見て、たくさん笑うと良いです。笑うと気持ちがスッキリしますね。笑うことによって、うつむき加減な気持ちや不安を軽減する効果を得られるという研究の結果があると聞いたことがあります。
私は、大好きなお笑い番組を録画で撮り溜めていますので、落ち込んだときに観ています。
◎ だれかに話す
落ち込んでいることや悩みを誰かに聞いてもらうことも効果的です。家族や友人、いきつけの店の店主などに話すことで、気持ちを発散させることになり、気持ちが晴れます。聞いて頂いたら、聞いてくれてありがとうという感謝の気持ちを忘れずに伝えましょう。
◎ たくさん寝る
完全に寝てしまえば、嫌な事は頭の中から消えます。いつもより早く寝てしまうことも、対処方法の一つと言えます。たくさん寝れば翌日の目覚めもスッキリですしね。ただ、私は、落ち込んだときは布団に入っても、眠れないこともよくあるので、この方法が効かないこともあります。
人生は短くて、 あっという間です。落ち込んでいる時間はもったいないです。 完全にゼロにすることは難しいと思いますが、 その時間を少しでも短くしたほうが、 より良い人生になると思います。 今回の対処方法を是非試してみてください。
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